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静かな朝 オープンリール顛末その3 [オーディオ]

 朝、しとしととこの時期にしては静かな雨が降っていました。気温は低く9月半ばの陽気だそうです。日が暮れるとあちこちから虫の音が聞こえてくるようになってきました。

 今年の夏、台風11号以降、すっかり気圧配置が変わってしまったようです。それまでのカンカン照りは影を潜め、雨の降らない日がないほどです。今年の梅雨より梅雨らしい日々が続いています。

 田んぼでも8月末は早生種の刈り取りの時期なのですが、連日の雨でコンバインを田んぼに入れる事ができないようです。畑は、雨のせいで夏野菜はすっかり終わってしまいました。今元気なのはサトイモ、サツマイモ、オクラくらいです。

 今日は伯母の告別式に出席するため仕事を休みました。伯母と言っても母の一番上の姉なので95歳でした。去年まで畑仕事など元気にしていましたが今年に入って急に衰えだし、3ヶ月ほど入院した後亡くなりました。告別式は午後からなので朝はゆっくりしています。



 久しぶりに書きかけのままになっているオーディオ記事、オープンリールデッキの続きです。

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 オープンリールデッキを手に入れたからといっていつもオープンリールデッキで音楽を聞いているわけではありません。一時の熱が冷めると、また普段に戻ってレコードやらCD、ラジオなどで音楽を楽しんでいます。

 ただ、デッキも機械もの、しかも古い機器なのでたまには火を入れてやらないと不調をきたします。それで時折、テープを聞きます。今朝はポリーニのテープがかかったTEAC X-10Rを動かしならパソコンに向かっています。

 マウリッツオ・ポリーニのFM放送録音テープを38年ぶりに再生出来たまでは良かったのですが、せっかくデッキを手に入れたのに再生できる音源がそのテープと出品者がテスト用に録音してくれたテープ(浅川マキのライブレコードを録音したもの)、そして自分でレコードを録音したテープしかありません。それではさすがに物足りなくなってきました。

 そこで音入のオープンリールテープを手に入れようと最寄りのハードオフなどに行ってみたのですが、レコードは置いていますがさすがにオープンリールテープはありませんでした。やはりオークションに頼るしか仕方なさそうです。

 オークションでも内容も品質も安心なのがミュージックテープです。出品の数もあまりありませんし、レコードに比べると割高ですが、レコードでも所有していないエラ・フィッツジェラルドのテープを1点見つけたので落札しました。

_DSC0003.JPG 英文しかありません。輸入盤のようです。

 オークションには他にもレコードを録音したもの、生録したもの、FM放送をエアチェックしたものなど色々と出ているのですが、プロが作成したレコードやミュージックテープなどと比べるとその内容も品質もかなり曖昧です。

 録音済みオープンリールテープと言うのは、オークションに掛ける場合、著作権の関係で色々と制約があるようです。出品されているテープのほとんどが録音内容は不確かで、あくまでデーター消去して生テープとして使うことを前提にオークションにかけられています。

 そんな中、FM放送を録音したテープを15巻ほどまとめて出品している方がありました。すべて7号テープなのですが、そこに掲載されているテープの写真を見るとケースに録音データーが記入されているのが読めようになっていました。

 中に「エラ・フィッツジェラルド 中野サンプラザ」と記入されているのがありました。調べてみるとエラ・フィッツジェラルドは1974年に来日して2月13日と14日に中野サンプラザでコンサートを開いています。そして翌々日の2月16日、渋谷公会堂でのコンサートに私は行ったのでした。

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 この来日時、バックを務めるトミー・フラナガン・トリオが休みの2月15日を利用してレコーディングを行っています。そのレコードは所有していますが、エラの来日盤は発売されていなかったと思います。ですからこの時の来日の模様を放送したFMの録音テープは大変貴重です。

 レコードと違ってこれは一点しかありません。FM放送ですから他にも録音されている方は多数あったでしょうが、もう40年ほど昔のこと、再びオークションで見かけることがあるかどうか。

 これはどうしても落札したいと思いました。エラのコンサート録音テープ一巻だけでも落札する価値があります。しかし出品画像をよく見てみると他にも、オスカー・ピーターソン、アニタ・オディ、ポール・マッカトニーとウイングスなど70年代なかばに来日した有名ミュージシャンの名前が並んでいます。

 当然落札価格は上昇します。とくに終了間際は白熱しましたが落札すると決めているものには勝てません。落札価格が高かったのかお得だったのかわかりませんがなんとか落とすことが出来ました。これで一安心、あとはテープの到着を待つのみでした。

 しかし、世の中、なかなか思ったようには行かないものですね。テープが届き、早速デッキにかけてみたのですがどうも様子が変です。次々再生してみるのですが、ちゃんと再生するのもあれば、うまく再生出来ない物があります。

 ケースにある記録を調べてみたら、なんとこれら15巻あまりのテープ、スピードは19cm/秒に統一されていましたが2トラと4トラまちまちに録音されていたのです。7号テープばかりだからなんとなく4トラ19と思い込んでいたのがそもそもの間違いでした。

 これには参りました。せっかく4トラ機に買い替えていろいろな音源を楽しもうとしたのに、またまた2トラの音源を入手してしまうなんて。しかも一番聞きたかったエラ・フィッツジェラルドのコンサート録音テープが2トラ録音だったとは皮肉です。

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 送られてきたテープの3分の1は4トラ録音でしたので、とりあえずそれらの再生を楽しむことが出来ました。クインシー・ジョーンズ、原信夫とシャープ&フラッツ、マッコイ・タイナー、ゲーリー・バートン、秋吉敏子、グラシェラス・スサーナ、オスカー・ピーターソンというそうそうたる顔ぶれ、これだけでも価値があります。

 しばらくはそうして4トラテープを再生して楽しんでいたものの、あるていど聞き終わると、再生できずに積まれたままの2トラテープ群が気にかかります。しかもこちらは、エラの他にアニタ・オディ、シャーリー・バッシー、キャロル・キング、トム・ジョーンズ、スティービー・ワンダー、ポール・マッカトニーとウイングス、サンタナ、ダイアナ・ロスと言ったメンバーです。

 世の中には2トラ4トラ切り替えるデッキもあるようですが、私はすでに4トラ機を一台持っているので買い替えが必要になります。しかも切り替え可能デッキは高そうですし出品も少なめです。

 しばらくはそれらのテープを横目に悶々とした日々を送っていましたがある日、私はとうとう決心してしまいました。それら2トラ録音のテープを聞きたい欲求と、もう一度2トラ38の音を聞いていみたいと言う誘惑に抗しきれなかったのです。

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 こちらが2トラ38を録再できるTEAC X-10Mです。TEACのX10Rを出品されていた同じ方が、X-10Mも出品されていたので購入しました。しかもなぜか数千円ですがX10Rより安く購入することが出来ました。

 その結果、我がḠ級オーディオ庵ははじめの模様替えの計画とは違って、またかなりの機器が所狭しと並ぶご覧のような有り様になってしまいました。

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お盆 [日々]

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 もう何度かこのブログでアップしている写真なのですが、我が家のお盆の仏壇です。13日の夕方、お供えと飾り付けを終え、お灯明を灯し、鉦を叩いてご先祖様(私達のところではおしょうらいさん)を迎えます。


_DSC0135.JPG     廊下に吊るした提灯に火を入れて迎えます。たいへーさんはこのちょうちん作りのために先月はかなり忙しい思いをされたようです。

 14日、住職が棚経に各檀家を回ります。それから15日かけて親戚が仏壇に参ってくれます。我が家は英霊があるので、区の代表者も遺族の家も回って来ます。

 親戚が我が家に参ってくれるということは、当然私も親戚をお参りしないといけません。お正月も親戚を新年のあいさつに回りますが、今はほとんど玄関先で済ますことが出来ます。しかし、お盆のお参りは仏壇のある間まで上がらないわけには行きません。

 これが結構面倒なのです。私は歳も歳ですしすでに二十年ほど前に五重を受けているのですが、未だにこの風習になれません。人前で念仏を上げるほど修行できていないと称して、いつも鉦や木魚だけ叩いて帰ってきます。


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 お供えの野菜です。ほおづき以外は全部家の畑で採れたものです。若いころの私しか知らない両親は、皆私が作ったものだと聞いて、さぞ驚いていることでしょう。


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 明日の朝、おしょうらいさんは豆腐の船に乗ってあの世に戻って行かれます。この松明を河原で燃やして送ります。夜は公園で恒例の盆踊りが催されます。暑い暑いと言っていた今年の夏もいつの間にかもう盆を過ぎようとしています。

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墓参り2014 [日々]

 田舎の行事の一つ、墓参りが今年も終わりました。毎年、墓参りの日は朝からカンカン照りつける暑い日が多いのですが、今年は台風の影響でしょうか、珍しく朝から曇り空で雨さえ心配されていました。

 日が照らないので気温の上昇は収まっていましたが、ここ数日続く蒸し暑さは相変わらずです。私は去年と今年役にあたっているので朝6時半からお寺に出勤して受付、その他雑用係をしていました。じっとしているだけで汗ばみ少し動くと汗が流れました。

 お昼すぎ、心配された雨もなく、時折薄日がさす中、今年も無事、お墓参りと初施餓鬼の行事が済みました。毎年、おなじみの年中行事の一つなのですが、運営する側に回ってみると、今年も無事終わったことに何とも言えない安堵感を覚えます。

 直会で食事とビールを少しよばれて夕方ようやく家に帰ると、見計らったように雨が降り出しました。九州や四国、あるいは北海道などで大変な雨が降っているようですが、当地はここ10日ばかりまともな雨がありません。人も畑もカラカラだったので、恵みの雨でした。

 同時に、気温がうんと下がってこのところ手放せなかった扇風機が今夜は休んでいます。室温計は27度です。普通なら27度でもかなり暑く感じるのですが、連夜の30度超えの後ではひどく涼しく感じられるものです。

 暑さと墓参りの疲れで今夜もブログの更新は諦めていたのですが、この涼しさに誘われて久しぶりのブログ更新の文章を書いています。ただ、更新する予定がなかったので、写真が一枚もありません。

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 これは去年の墓参りの画像です。今年と打って変わって朝から強烈な日差しが照りつける暑い日でした。毎年、この時期、寺の境内で咲き誇るサルスベリ、なぜか今年は花が少なかったように思いました。

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